爆走★love boy4
「長野亜美だ!」


「は……はじめまして」


こんな派手な紹介をされると思わなかった私は、真っ赤になってうつむく。


蚊の鳴くような声で自己紹介をすると、男たちはおぉーっと、低い声の歓声をあげた。


「亜美は見た目にはわからないくらい、度胸が据わってる。きっと、みんなを束ねることもできる!」


その言葉に、みんなのざわめきが消えた。
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