爆走★love boy4
☆☆☆

翌日、案の定あまり眠れなかった私はあくびをしながら登校していた。


「さすがに練れなかった?」


そう聞いてくる樹先輩はスッキリした顔をしていて、ゆっくり眠れたみたいだ。


「さすがに……ね」


軽く笑うと、またあくび。


今日はもう授業には身が入りそうにない。

< 64 / 189 >

この作品をシェア

pagetop