爆走★love boy4
一瞬、女性と見間違うほどの美青年だった。


その容姿に思わず釘づけになる私。


「なぁ、お前、人の話聞いてる?」


「え、あ…えっと…」


容姿とはかけ離れた冷たい声に、思わずたじろく。


別に悪い事なんてしてないんだけど、後ずさりして逃げ場を探してしまう。

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