電車であった彼女
「あっうん。そうだよ。
神宮さんは知ってたんだね。だったら、昨日なんで顔を背けたの?」


「えっと…それは…」


神宮さんは顔を下に俯きその顔はほんのり赤くなっていた。


そんな姿に僕の心臓はドキドキと高鳴る。


僕は少し想像とは違っただけなのに落ち込んで神宮さんに悪いことしたなって思った。



だって、神宮さんは僕の予想に反してかわいらしい女の子だったんだから。



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