電車であった彼女
「そうだよ。彼女の名前は神宮 玲奈さん」


僕はボソリッと小さな声で呟く。


「ほぅ〜。玲奈ちゃんか。可愛い名前だな」


関川に神宮さんの名前をちゃん付けされるとかムカつく。


「そういや。メール見なくていいのか?」


「今、見るよ!」


ホント。こいつは嫌な奴だよ。


僕はそう思いながらもメールを開いた。




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