電車であった彼女
「そんなことは…」


「じゃあ行けばいいじゃねぇか」


「でも…」


僕が渋れば渋るほど関川が苛立っていく。


「あぁ。もぅ!! 好きなら行けよ!! 俺の助言は以上」



そう怒鳴った後に関川は僕の席を後にして自分の席に戻っていった。



そんなこと言ってもどうするかな…


僕は携帯を取り出してメール作成画面を出した。


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件名:Re
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本文:そうですね…僕が神宮さんの学校で待ってますよ(^O^)
それじゃあダメですか??
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そうメールを打った。



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