電車であった彼女
彼女が連れてきてくれた場所は小さなカフェだった。


「へぇ〜。こんな感じのいいお店こんな所にあったんだ」


僕はマジマジとお店を見てしまう。


「でしょ? しかもこのお店外見だけじゃないんだ」


神宮さんはニッコリ微笑むとお店に入って行った。


「ちょっ! 待ってよ」


楽しそうに入っていった神宮さんを慌てて追い掛けた。




「いらっしゃいませ」


お店に入ると白いカッターに黒のベスト。黒のズボンに黒のサテン姿をした女の人がきた。


その女性に神宮さんは声をかける。


「あっ! えみちゃん。お久しぶり」


神宮さんの知り合い??


えみって呼ばれた人はにこやかに話す。


「あれ? レナちゃん! 久しぶり」


どういうこと??


何がどうなのかわからなくて頭の中にハテナマークが浮かんでいた。


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