南の空

そんなこんなやってるうちにやっぱり親にもばれた


ある日、またドンキホーテで酒を万引きしてた

その頃は中1だしお金もなかったしまずどう考えても酒を変えるような大人びた容姿も持っていなかった

「ねえ…何か今回まずい気がする。何かあの男の店員見てるし…」

あたしがそうゆうと…

「いや、大丈夫っしょ!いつもの感じで行けば!」

そう、あたしたちはコツというのか悪知恵とゆうのか、バレない秘策を持っていた

だけどその時はルカがたまたま店員に見つかってしまい、恐くなったあたしたちは一気に酒を持ったままダッシュした

「…っ。やばくね!あの店員!勘鋭すぎじゃね!まーもう、平気か!」

「んでも何かお巡りとかなったら面倒だからなるべく遠く行っとこ」

「それ!」

そしてそのまま公園に行って盗った酒を流し込み、それから顔の赤みが引いた頃に家に帰った

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