サイコーに不機嫌なお姫様。



首筋にキスをしながら服を一枚一枚脱がしていく。



「あんまり見ないで……」


「無理」



どうしても手で隠そうとするなおの腕を優しく握る。



そのままなおの唇にキスをする。



少し息があがってるなお。



「大丈夫だから……無理そうなら言って?」



潤んだ瞳で頷くなおが余計に俺の中の理性がぶっ飛ぶ。



だってこんなに好きな女のこんな表情……きっと俺しか見れない。



絶対誰にも見せないけど。



ごめん……なお。やっぱり止められないや。



指と舌でなおの体に触れるだびにこぼれてくる甘い声。



やべ……クラクラしてきた。



「んっ……!! っぁ……」



なおの辛そうな顔。左手は毛布をギュッと握り締めてかなりきつそう。



胸がしめつけられる。



「なお……辛い? やめる?」



なおは目を閉じて首を横にふる。



涙ぐんできついくせに我慢して……



「女の子はかわいそうだよな。なおのきつさ、俺に半分もらえればいいのに……」



好きな女の辛い顔を見るほど嫌なものはない。



なおはその言葉に少し微笑んで手を差し出してきた。




「手……握って……」






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