王様&王子に買われました!?
×   ×   ×





ガラ~





チャイムがなって数分のこと、ようやく先生が入ってきた。





「先生、遅刻~。」





みんなが声をそろえて、先生にブーイング。私はそれを苦笑いで見ている。透は、興味ねぇみたいな顔して後ろの人と話している。






だが―――





先生のあとに入ってきた人を見たとたん、みんなの声が止み・・・おもわずすっと息をのんだ。






目の前には、想像よりはるか超えていた美少女とあの親切で優しくて格好良い人がいたからだ。





この前は遠見だったけど、今は間近で見たので本当に・・・怖いくらい格好良い。

< 208 / 312 >

この作品をシェア

pagetop