王様&王子に買われました!?
「そういえば、携帯持ってる?」





「うん、持ってるよ。」






「これ、メ―ルアドレスの書いた紙な。」






「あっ、はい。」





私は訳も分からず、紙を受け取る。





「なんか、あったら バンッ―――





昌也くんが話している途中に、教室のドアが勢いよく開く。





「居た、実華。」





「透。」




私は満面の笑顔を浮かべる。





ふっふ、やった・・・今日朝早くに行ったから会えなかったもんね。だから今日初めての透だ。
< 238 / 312 >

この作品をシェア

pagetop