先輩、好きです
私たちは1年3組に行き、自分たちの席に着いた
教室に入ったら、もうクラスの半分くらいが入っていた
みんな、可愛くかっこよく、美男美女だらけだった
私はこんな中、友達を作っていけるのかと心配になったが、そんな心配なんかいらなくなった
「おはよ~!うちは朱里!よろしくね!」
1人の女の子が声をかけてきてくれた
「おはよっ☆私は凛音!よろしくね♪」
「私は奏。これからよろしく///」
私は人見知りなため、恥ずかしくなって下を向いてしまった
「ごめんね、奏、人見知りなんだwww奏、恥ずかしがらずに、いつも通りの奏を出せばいいよ!」
「・・・わかったっ!」
凛音のおかげで少しは自信がついた
「ねぇねぇ、呼び捨てでもいい?」
「全然OK!」
「ありがとう☆あっ、そうだ!メアド交換しない?」
「交換しよっ!」
私は高校生になって初めての友達ができた
嬉しくて嬉しくてたまらなかった♪
朱里とメアドを交換してから、たくさんの友達ができるようになり、男女の友達がたくさんできた☆

「お~い、入学式が始まるぞ~!体育館に行ってくれよ~」
韓ノ宮高校の先生が知らせに来てくれ、私たちは体育館に向かった
体育館に向かっている途中、私は凛音たちと話しながら歩いていたため、前を向いていなかった
そしたら、誰かと肩がぶつかってしまった
「あっ!すみません!」
そのときに、私はとても綺麗な星空の下に立った気分になった
「ごめんね、大丈夫?」
私は、全然話が頭の中に入ってこなかった
「?大丈夫?」
「あっ!全然大丈夫です!そちらこそ、大丈夫でしたか?」
「うん、全然大丈夫☆じゃぁね」
私は、あの人のことをぼぉーっと見てしまっていた
「奏?どうかしたの?」
朱里に声をかけられ、私は我にかえった
「ううん、何もないよ♪」
本当は何もないわけがない、何もなかったような顔をして我慢していた
なぜ我慢するかというと・・・
私はさっきぶつかった人に一目ぼれしてしまったから・・・
~さっきの人かっこよかったなぁ・・・何組なんだろう・・・~
私は、入学式が行われている間もずっと何組なんだろう
今度はいつ会えるんだろうと、すごく考えた
また早いうちに会いたいなぁ
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