四つ葉のクローバー



「汚くてごめんね..座ってください!」

『んっ』



先輩は狭い部屋の唯一座れるベットに座った。



咲弥香は上着を脱ぎ、先輩と少し離れて座った。



『音楽聞かん?』

「そこに並べてあるやつ何でも良いんで☆」

そういうと先輩はCDに手をやった。


『俺w-inds聞いてみたかったんさー(笑)』
「どぞ!アルバム有るんで!」

w-indsのFirstアルバムが部屋に流れた。


『思ったけど綺麗好きやよな?CDキッチリやし、中も綺麗やな!』
「普通(笑)」


沈黙がどんどん長くなって、話題も尽きてきた時だった。
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