「おもちゃ」の恋
いつものようにセイジが
来るまで、校門前で待っていた
学校で手紙を読んでもらう
訳にはいかないから
私はあえて、彼が告白してくれた
場所を選んだ・・・
ここから始まった私たち
でも、私の過去に出来た心の
傷のせいで、彼を困らせたくない
この私の告白で、もう終わって
しまうかもしれないけど
セイジの彼女として過ごせれた
時間を大切にしよう・・・
そう思いながら、話を始めた
ね、手紙書いたの。読んでくれる?