「おもちゃ」の恋

マコト兄ちゃんに



携帯を投げつけて



私は、枕に顔をつけながら



マコト兄ちゃんの



反応を待っていた










・・・静まり返る部屋・・・










ね、ねぇ。どうなの?
何か話してくれなきゃ困るよ





そう言ったら、マコト兄ちゃんは



笑いながら、私に携帯を返した





これは自分で見るべきや





ただ、そう言い残して



マコト兄ちゃんは部屋を出た



携帯を手渡され



手を震わせながらメールを



見てみたら・・・



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