まいにち。
なんとなくの外の明るさと太陽の傾き、あと湿気を含んだむっとした暑さから、大体昼の2時くらいだろうか。

美香は時計を確認する事なく判断する。

そう、毎日の事なのだ。

暑苦しくて目を覚ますと昼過ぎで、ご飯も適当にすまして、内容のないテレビを流す。

美香が入社三年目で会社を辞めてから、こんな生活が半年以上続いていた。
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