私の旦那様は特殊捜査官
『1時に、噴水公園の前に来てください』

「そこに行けば会えるんですね?」


『僕は嘘はつきません・・・

ああ、結ちゃんがお話ししたいそうなので、

変わりますね』

そう言って博人は、結に電話を渡したようだった。



「結?!」

『ママ?おはよう』

相変わらず元気のいい声が聞こえた。


「ちゃんと朝ご飯食べた?」

『うん、博人お兄ちゃんが、目玉焼きと、

フレンチ・・・トースト?作ってくれた。

美味しかったよ』



「そう、よかったね」

『ママ、もうすぐ会えるんだよね?』


「もちろん会えるよ。噴水公園、

よく行くから結も知ってるよね?」

『うん!ちゃんとお迎えに来てね?』


「ええ、必ず行くから」


…結から博人に代わった。
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