私の旦那様は特殊捜査官
「出来る事はすべてやりました。
後は、赤ちゃんと、お母さんの生命力に掛けるしかありません」
「・・・そんな」
…琴美は、集中治療室に移された。
・・・何で琴美だけが、いつもこんなに苦しい目に
合わなければいけないんだ。
…それは、すべて、オレのせい・・・なのか。
たくさんの管に繋がれた琴美の、痛々しい姿。
でも、琴美の寝顔は、安らかで、・・・その中でも、
彼女は闘っている・・・
琴美・・・死なないでくれ。
その言葉だけが、何度も頭を駆け巡った。
…それから一週間、琴美は昏睡状態だった。
「・・・ママ、まだ起きないの?」
潤んだ瞳で、琴美を見つめるのは、愛娘の結。
オレは結を抱き上げ、微笑んだ。
精一杯の笑顔を作って・・・
「きっと、もうすぐ、目を覚ますから・・・
ママ、疲れたんだって・・・だから。
ゆっくり、休ませてあげような」
「・・・うん」
ポトリと、涙を一つ落とした結だったが、
笑顔で頷いた。
…結の為にも、早く、目を覚ませ、琴美。
後は、赤ちゃんと、お母さんの生命力に掛けるしかありません」
「・・・そんな」
…琴美は、集中治療室に移された。
・・・何で琴美だけが、いつもこんなに苦しい目に
合わなければいけないんだ。
…それは、すべて、オレのせい・・・なのか。
たくさんの管に繋がれた琴美の、痛々しい姿。
でも、琴美の寝顔は、安らかで、・・・その中でも、
彼女は闘っている・・・
琴美・・・死なないでくれ。
その言葉だけが、何度も頭を駆け巡った。
…それから一週間、琴美は昏睡状態だった。
「・・・ママ、まだ起きないの?」
潤んだ瞳で、琴美を見つめるのは、愛娘の結。
オレは結を抱き上げ、微笑んだ。
精一杯の笑顔を作って・・・
「きっと、もうすぐ、目を覚ますから・・・
ママ、疲れたんだって・・・だから。
ゆっくり、休ませてあげような」
「・・・うん」
ポトリと、涙を一つ落とした結だったが、
笑顔で頷いた。
…結の為にも、早く、目を覚ませ、琴美。