あの日の君は

頭のなかで
ぐるぐる考えて何がなんだかわからなくなった。

「母さん、ごめん
ちょ、出てくる。すぐ戻るから．．！」

俺は夢中で駆け出した。
後ろで母さんが何か叫んでいたけど

もちろん聞こえるはずもなく
ただ行く宛もなくつっ走っていた

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はぁ　はぁ、はっ
何してるんだろ俺．．．．


ってか
ここ、ど、こ？　　迷った？

っはぁ
もーどーでもいい。

俺はどこかもわからない
公園についていた。

っ情けねぇ

何もできない自分がもどかしい
不意に学校でよく言われていたことばを思い出す

何でもできていいよなーー　

何が何でもできるだ
自分の意見も、ろくに言えないのに！

もう、いいや
寝よ．．．．．．．．．．

俺は誰もいない　
公園のベンチに横になった