好きだなんて言わなければよかった【完】



「…っ真生、てめーふざけんなよ!」



「は?慎也…何勝手に部屋に入ってんだよ…」




服は、まだ着ていたものの女の人をベッドに押し倒している真生くんの姿が目に入る。





「いきなりなに?…慎也くん今日は、私が真生と約束してるんだからね!」




女の人も驚いたようにそんな声をあげた。



しかし、




「おい、真生…お前、自分が何してるかわかってんのかよ!」




慎也くんは、その女の人を無視して怒鳴り付ける。




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