エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「何、見てんの?」
いきなり悠斗がケータイをのぞきこんで来る。
美穂が送りつけてきたメールの中の『不倫』という文字がなぜか目につき、慌ててケータイを閉じた。
「もしかして彼氏からのラブメール?」
「か、彼氏なんかいるわけないじゃないですかっ。結婚してるのに」
悠斗が肩をすくめるようにして笑った。
「結婚なんて、形式だけのもんでしょ? 紙切れ一枚、指輪イッコで気持ちまで縛ろうなんて、ムリだと思いません?」
「それは……そう……ですけど……」
いきなり悠斗がケータイをのぞきこんで来る。
美穂が送りつけてきたメールの中の『不倫』という文字がなぜか目につき、慌ててケータイを閉じた。
「もしかして彼氏からのラブメール?」
「か、彼氏なんかいるわけないじゃないですかっ。結婚してるのに」
悠斗が肩をすくめるようにして笑った。
「結婚なんて、形式だけのもんでしょ? 紙切れ一枚、指輪イッコで気持ちまで縛ろうなんて、ムリだと思いません?」
「それは……そう……ですけど……」