エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「ふうん」

悠斗が意味ありげに笑った。

「そういうことか」

一人で納得している。

「どういうことですか?」

聞き返すと、悠斗は有耶無耶に笑った。

「いや。別に。じゃあ、明日、十時ごろ迎えに来ます」

「で、でも……」

ちらっとタケルの方を見た。

いつの間にか、タケルもこっちを見ていた。

ドキッとした。

悠斗とのやりとりを聞いてたんだろうか……。

どう思われただろう……。




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