エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「沢井さん、いったい、ナニに幾ら遣ったの?」
可奈子は更に照れたように笑いながら、
「えっとぉ。高3の時、男に二千万ぐらい使いました」
と、告白した。
「はい?」
「貢いじゃったんですよ。ついつい」
「ついついって、アンタ……」
それ、うっかり貢げる金額なわけ?
「あの頃は、お父さんも私に甘々でぇ。カードとか持ってたしぃ、お年玉貯金とかも自分で管理してたしぃ」
どんなお年玉だ、それ。
「せっかく学校、卒業したのに、就職は目の届くところしかダメって言われて藤山チーフ預かりだし、お給料は私の口座には入らないようになってるし、ブルーはいるばかりですよ、私……」
溜め息をついている。
お嬢様にはお嬢様の悩みがあるらしい。
けど、くだらなすぎて説教する気にもならない。
可奈子は更に照れたように笑いながら、
「えっとぉ。高3の時、男に二千万ぐらい使いました」
と、告白した。
「はい?」
「貢いじゃったんですよ。ついつい」
「ついついって、アンタ……」
それ、うっかり貢げる金額なわけ?
「あの頃は、お父さんも私に甘々でぇ。カードとか持ってたしぃ、お年玉貯金とかも自分で管理してたしぃ」
どんなお年玉だ、それ。
「せっかく学校、卒業したのに、就職は目の届くところしかダメって言われて藤山チーフ預かりだし、お給料は私の口座には入らないようになってるし、ブルーはいるばかりですよ、私……」
溜め息をついている。
お嬢様にはお嬢様の悩みがあるらしい。
けど、くだらなすぎて説教する気にもならない。