エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「行けばいいじゃん」

タケルは悠斗のプロフィールを眺めながら言った。

写真の悠斗はその妖しい瞳で、見る者すべてを誘惑しているかのようだった。

「タケルは平気なの?」

私はタケルが他の女の人の隣りに座るだけで、ヤキモキしてるのに……。

「だから、理沙ぶーの好きにしていいって言ってるだろ?」

どうでもいいような言い方。

頭の中が真っ白になった。

「信じられない……」





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