エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
シートベルトを外したタケルが、助手席に身を乗り出してきた。

すぐに目をつぶって応じてしまう自分が情けない。

「ん……」

タケルが舌をからめながら、微妙なタッチでバストに触れてくるのがわかった。


唇を離したタケルが
「やっちゃう?」
と、私の目をのぞき込んできた。

「こ、こんなトコで?」

まだ、返事をしてないのにシートが倒された。

こんな強引さも初めて。

―――タケルの気持ちがわからない……。

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