エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「美穂さん? 何かあった?」
心配そうな顔をしたヒロトに尋ねられ、慌てて眉間の皺をほどいた。
「あ……。ううん。何でもない。妹から。明日のディナーの話」
「ああ」
ヒロトは安心したような顔をして
「帰国したら、一度、妹さんも一緒に夕食でもどうかな。良かったら妹さんの御主人も一緒に」
「そうね」
―――それまで理沙と萩野が続いてたらね。
あたしは心の中で付け加えた。
心配そうな顔をしたヒロトに尋ねられ、慌てて眉間の皺をほどいた。
「あ……。ううん。何でもない。妹から。明日のディナーの話」
「ああ」
ヒロトは安心したような顔をして
「帰国したら、一度、妹さんも一緒に夕食でもどうかな。良かったら妹さんの御主人も一緒に」
「そうね」
―――それまで理沙と萩野が続いてたらね。
あたしは心の中で付け加えた。