エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
萩野が慣れた手つきでドレスのジッパーを上げてくれた。
その上、乱れた後ろ髪を手櫛で整えてくれている。
口は悪いくせに、ホストの習性だけは未だに身についているらしい。
がちゃり。
千客万来……。
理沙と尚道が入り口の所に立ちつくしている。
二人ともあんぐりと口を開け、あたしの髪を撫でる萩野を見ていた。
あたしはハッとして妹の夫から離れた。
が、これは逆効果だったらしい。
理沙は泣き顔になり、尚道はあたしたちを非難するような顔になった。
その上、乱れた後ろ髪を手櫛で整えてくれている。
口は悪いくせに、ホストの習性だけは未だに身についているらしい。
がちゃり。
千客万来……。
理沙と尚道が入り口の所に立ちつくしている。
二人ともあんぐりと口を開け、あたしの髪を撫でる萩野を見ていた。
あたしはハッとして妹の夫から離れた。
が、これは逆効果だったらしい。
理沙は泣き顔になり、尚道はあたしたちを非難するような顔になった。