エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
再び悠斗の車に戻り、木で作ったオモチャやインポート物のベビー服のショップなどを見て回った。
まだ足を運ぶことはしていなかったけど、私もインターネットでオモチャや服を物色していた。
が、悠斗が連れ回してくれたショップの中には、私もまだチェックしていなかったような場所もある。
どこも、本当にセンスがいい。
「よくこんなマニアックな店まで、見つけること出来たね」
「ネットでピックアップして、下見もして選んだんだ」
「下見まで?」
悠斗はびっくりする私を見つめ、
「理沙さんが喜んでくれるんなら、俺、何時間でも睡眠時間削るよ」
と、真顔で言った。
ドキン、と大きく心臓が脈打つ。
―――違うって。勘違いしちゃダメだって。私の為なんかじゃない。ぜんぶ、タケルとの勝負のためだって。
何度も何度も自分に言い聞かせていた。
まだ足を運ぶことはしていなかったけど、私もインターネットでオモチャや服を物色していた。
が、悠斗が連れ回してくれたショップの中には、私もまだチェックしていなかったような場所もある。
どこも、本当にセンスがいい。
「よくこんなマニアックな店まで、見つけること出来たね」
「ネットでピックアップして、下見もして選んだんだ」
「下見まで?」
悠斗はびっくりする私を見つめ、
「理沙さんが喜んでくれるんなら、俺、何時間でも睡眠時間削るよ」
と、真顔で言った。
ドキン、と大きく心臓が脈打つ。
―――違うって。勘違いしちゃダメだって。私の為なんかじゃない。ぜんぶ、タケルとの勝負のためだって。
何度も何度も自分に言い聞かせていた。