エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
三時からのサイン会に間に合った。
急いでイラスト集を購入し、腐女子の列に並ぶ。
悠斗は物珍しそうに、周囲の女子たちを見回していた。
ここにいる子たちは、絶対にホストクラブなんかへは行かないだろう。
それでも、男の美しさに対する基準だけはエベレストのごとく高い女の子たち。
遠巻きに悠斗を見ているのがわかる。
腐女子の観賞用としては申し分ないルックスだ。
ここにいるのが私ではなかったら……。
たとえば、悠斗とタケルのツーショットだったりしたら、間違いなく彼女たちの妄想の餌食になることだろう。
サインをくれた作家さんまでが、食い入るように悠斗を見ていた。
急いでイラスト集を購入し、腐女子の列に並ぶ。
悠斗は物珍しそうに、周囲の女子たちを見回していた。
ここにいる子たちは、絶対にホストクラブなんかへは行かないだろう。
それでも、男の美しさに対する基準だけはエベレストのごとく高い女の子たち。
遠巻きに悠斗を見ているのがわかる。
腐女子の観賞用としては申し分ないルックスだ。
ここにいるのが私ではなかったら……。
たとえば、悠斗とタケルのツーショットだったりしたら、間違いなく彼女たちの妄想の餌食になることだろう。
サインをくれた作家さんまでが、食い入るように悠斗を見ていた。