エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「そんな時に、一度も『枕』やらずにナンバーワンになったタケルさんのことを噂に聞きました。客に本気になって寝ることはあっても、その客は二度と店に来させなかったって。すごいな、と思いました」
本気になった客と寝る、という言葉がかなり気になった。
「可奈子と別れてからは命がけでホストやりました。その頃から太客も付きはじめて。一年ぐらいでナンバーワンになった」
言いながら、ようやくサングラスを外した悠斗が私の方を見た。
「それで、タケルさんが最後に働いてた店に引っ張ってもらえて、目標だったタケルさんに会うチャンスに恵まれたんですよ」
それでタケルは彼のことを知らなかったのだ。
「あの家で理沙さん見て、驚きました。ずっと『越えてやる』って思ってたタケルさんに可奈子もってかれたのかと思って」
パーティーの時、いきなり隣りに座ってきた悠斗を思い出した。
最初から本気モードだった。
けど、それはホスト特有のリップサービスだとばかり思ってた。
本気になった客と寝る、という言葉がかなり気になった。
「可奈子と別れてからは命がけでホストやりました。その頃から太客も付きはじめて。一年ぐらいでナンバーワンになった」
言いながら、ようやくサングラスを外した悠斗が私の方を見た。
「それで、タケルさんが最後に働いてた店に引っ張ってもらえて、目標だったタケルさんに会うチャンスに恵まれたんですよ」
それでタケルは彼のことを知らなかったのだ。
「あの家で理沙さん見て、驚きました。ずっと『越えてやる』って思ってたタケルさんに可奈子もってかれたのかと思って」
パーティーの時、いきなり隣りに座ってきた悠斗を思い出した。
最初から本気モードだった。
けど、それはホスト特有のリップサービスだとばかり思ってた。