エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
あたしと抱き合っていたヒロトは、すぐ横で仁王立ちになっている頭の薄い男を見て固まった。
「み、美穂さん。こ、この人、誰?」
ヒロトはあたしと尚道を見比べるようにして聞いてきた。
「知らない。行こ、ヒロト」
ヒロトの手を掴んで歩き出そうとした瞬間、ぱちん、と頬に衝撃が走った。
自慢の顔を叩かれ、カッとなった。
「何すんのよ!」
あたしは尚道のなけなしの前髪を掴んで引っ張った。
「イタッ」
尚道はヘアスタイルが乱れ、いつにも増してミジンコそっくり。
「み、美穂さん。こ、この人、誰?」
ヒロトはあたしと尚道を見比べるようにして聞いてきた。
「知らない。行こ、ヒロト」
ヒロトの手を掴んで歩き出そうとした瞬間、ぱちん、と頬に衝撃が走った。
自慢の顔を叩かれ、カッとなった。
「何すんのよ!」
あたしは尚道のなけなしの前髪を掴んで引っ張った。
「イタッ」
尚道はヘアスタイルが乱れ、いつにも増してミジンコそっくり。