エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
着替えて会社のタクシー乗り場へ向かった。
どこかでヒロトが待っているような気がして、ついキョロキョロしている。
今ここで会ってしまったら、後先考えずに暴言を吐いてしまいそうだった。
『このマザコン野郎! ママとヤッてな!』
上品なヒロトは卒倒するに違いない。
あたしはそそくさとタクシーに乗った。
「目白……」
運転手に自宅の住所を言いかけて、ふと考え直した。
何となく画廊へ行きたかった。
「……じゃなくて、六本木へ行ってください」
どこかでヒロトが待っているような気がして、ついキョロキョロしている。
今ここで会ってしまったら、後先考えずに暴言を吐いてしまいそうだった。
『このマザコン野郎! ママとヤッてな!』
上品なヒロトは卒倒するに違いない。
あたしはそそくさとタクシーに乗った。
「目白……」
運転手に自宅の住所を言いかけて、ふと考え直した。
何となく画廊へ行きたかった。
「……じゃなくて、六本木へ行ってください」