エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「理沙さん、いつタケルさんとHしました?」

いきなり尋ねられた。

「え? ヒクッ」

「気持ち揺さぶるのが無理なら体で、って思ったんだけど」

そこまでタケルとの勝負にこだわっていたのかと思うと、少し怖くなった。

「タ、タケルとは、夕べ……っていうか、ヒクッ。ほとんど今朝、ヒクッ」

ドームの中にしゃっくり混じりの恥ずかしい告白が響いていた。

悠斗が低く笑った。

「タケルさんも少しはビビってくれたわけだ」

「ど、どういう意味?」

「理沙さんを俺に盗られたくなかったんですよ」

「まさか」

笑いそうになった。

タケルが私に執着するなんてあり得ない。

「だからギリギリになって理沙さんのこと抱いたんですよ。ホストはこういうシチュエーションに置かれた時の女性の脆さも知ってるから」



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