エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「ここにしましょう」

藤山の一言で車が停まった。

セレブ系の雑誌にも取り上げられていた素敵なティールーム。

洗練された英国風のインテリア。

仕事なんかせずに、毎日こんな店でまったり寛ぐのが夢だった。

多分、ヒロトと結婚すれば簡単に実現できる夢。

彼がマザコン男だってことさえ我慢すれば、容易に手にはいる夢……。


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