エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
「あのねぇ。キミがここにいること自体おかしいのに、ナニまったり寛いじゃってるわけ? 空気読めって」
ノゾミさんがたしなめるように言った。
「ほら。行くよ」
と、急き立てるように言って、立ち上がろうとしないシュン君の手を引っ張る。
「ふぉーい」
しぶしぶ立ち上がったシュン君は、ノゾミさんに腕を引かれ、どこかうれしそうな顔だった。
―――いいなぁ、ノゾミさんは。自分のことをこんなに想ってくれてる人がいて。
たとえ相手がストーカーまがいの未成年だとしても、うらやましい。
溜め息をつきながら、ぼやっと二人を見送った。
ノゾミさんがたしなめるように言った。
「ほら。行くよ」
と、急き立てるように言って、立ち上がろうとしないシュン君の手を引っ張る。
「ふぉーい」
しぶしぶ立ち上がったシュン君は、ノゾミさんに腕を引かれ、どこかうれしそうな顔だった。
―――いいなぁ、ノゾミさんは。自分のことをこんなに想ってくれてる人がいて。
たとえ相手がストーカーまがいの未成年だとしても、うらやましい。
溜め息をつきながら、ぼやっと二人を見送った。