エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
洗面所で半泣きになっているところへ、タケルが入ってきた。
もう失笑すら見えない。
あきれ果てた顔。
その顔に思い知らされた。
見てくれを気にしない腐女子として生きてきた私が、急にイケてる女になろうなんて、どだい無理な話だってことを。
タケルと一緒に暮らすようになってからは、多少、着るものや髪型に気をつかうようになった。
中学生の時から愛用してきた銀縁メガネもやめてコンタクトレンズに変えた。
けど、妊婦であることを言い訳にして、食べたいものを食べ、寝たいだけ寝る生活。
産婦人科の先生にも、やんわりと
「そろそろ食べ過ぎ注意かなぁ?」
と摂生を促されている。
出産が終わったら、綺麗でイケてるママになる。
そんな夢みたいなことを考えていた。
もう失笑すら見えない。
あきれ果てた顔。
その顔に思い知らされた。
見てくれを気にしない腐女子として生きてきた私が、急にイケてる女になろうなんて、どだい無理な話だってことを。
タケルと一緒に暮らすようになってからは、多少、着るものや髪型に気をつかうようになった。
中学生の時から愛用してきた銀縁メガネもやめてコンタクトレンズに変えた。
けど、妊婦であることを言い訳にして、食べたいものを食べ、寝たいだけ寝る生活。
産婦人科の先生にも、やんわりと
「そろそろ食べ過ぎ注意かなぁ?」
と摂生を促されている。
出産が終わったら、綺麗でイケてるママになる。
そんな夢みたいなことを考えていた。