エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
ピンポーン。

そうこうしている間に、玄関のベルが鳴った。

タケルは部屋着のまま。

「着替えないの?」

「なんで?」

「う、ううん、別にいいけど」

スエットのズボンのポケットに両手を突っ込んだまま、タケルが玄関へ行く。

―――スエットでもジャージでも、着る人が着ればカッコいい。
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