エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
急いで着替え、赤木パーサーの部屋へ行った。
「どうぞ」
あたしの予想に反し、赤木は愛想よく笑っていた。
「どうぞ、座って」
その上、紅茶までいれてくれちゃったりする。
―――不気味だ。
向かいに座った赤木がニッコリ笑った。
更に怖い。
「関谷さん。あなた、藤山チーフの息子さんとお付き合いしてるんですって?」
「え?」
「隠さなくてもいいのよ。小山内さんから聞いたんだから」
―――あのブライダル女め……。
「でも、大島機長とも親しいみたいだけど、どぉいうことかしら」
ティーカップを持ち上げ、上目遣いにあたしを見る赤木の顔でピンと来た。
――――この人、大島キャプテンのこと、好きなんだ。
あの酔っぱらうと男と女の区別もつかなくなるようなコンパの帝王が……。
「どうぞ」
あたしの予想に反し、赤木は愛想よく笑っていた。
「どうぞ、座って」
その上、紅茶までいれてくれちゃったりする。
―――不気味だ。
向かいに座った赤木がニッコリ笑った。
更に怖い。
「関谷さん。あなた、藤山チーフの息子さんとお付き合いしてるんですって?」
「え?」
「隠さなくてもいいのよ。小山内さんから聞いたんだから」
―――あのブライダル女め……。
「でも、大島機長とも親しいみたいだけど、どぉいうことかしら」
ティーカップを持ち上げ、上目遣いにあたしを見る赤木の顔でピンと来た。
――――この人、大島キャプテンのこと、好きなんだ。
あの酔っぱらうと男と女の区別もつかなくなるようなコンパの帝王が……。