エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
あきれ返っているところを、いきなり抱きすくめられた。

「関谷くん! 好きだっ!」

酒臭い。

説得力ゼロ。

「そういうのは酔ってないときに言ってください」

突き放そうとしたが、こっちも足元がふらついている。

あれよあれよという間にベッドの上に押し倒されていた。

さすがに焦った。

「キャプテン。訴えますよ」

「いーよぉ。けど、どうせなから裁判するより結婚しようよ」

マジ、意味わからん。

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