あなたを好きにはなりたくないです…

「俺は理由聞いてるんだけど⁇」

と少しきつめに言った。

そうすると甘奈ちゃんは困ったように俯いた。

そして
「苦手…だから…」

は⁇苦手⁇

「まだあんまり話してないよね⁇」

「ふ、雰囲気とか…苦手だからあんまり近づきたくない…だけ…ごめんなさい」

と謝ってきた。

「もういいよ。じゃあね。」

そう言って俺は屋上をあとにした。

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