幼なじみは年の差7歳


「――……なんかあったでしょ?朝からおかしいよ?」


冬馬兄ちゃんから貰ったおにぎりは結局お昼ご飯になってしまった。

それを食べている時、麻実ちゃんに聞かれた。


「ぼーっとして、どした?」

……確かに今日はぼーっとしちゃってたかも。

先生たちには悪いけど、午前中の授業の内容、あんまり覚えてない。


「実はね……」



麻実ちゃんになら話してもいいか。そう思い朝のことを話し始める。
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