幼なじみは年の差7歳
「別になんでもいいよ」
なんだっていい。
喧嘩にならないような状況なら……。
「じゃあさ、早めの昼メシ。
そのあとにカラオケ」
「え、歌?そうゆうの苦手なんだけど」
「なんでもいいって言ったのはそっちだろ?
まぁ、座ってればいいよ。俺の美声聞かしちゃるから」
笑う良明。
私はため息に似た返事を返し、隣を歩く。
カラオケなんてあんまり好きじゃないんだけど……まぁいっか。
歌ってる良明を見てれば、喧嘩しなくて済むもんね。