幼なじみは年の差7歳


「俺が傍に居なくても、泣くなよ?」


「泣きません。てゆーか、永遠の別れってわけじゃないでしょ?」


相変わらず笑う麻実。


「学校一緒だし、会おうと思えば会えるよ。
だから私は大丈夫」

「……そっか」



永遠の別れなんかじゃない。

それが希望。



「色々ありがとね。じゃあね」

手を振る麻実に俺も手を振る。



「またな」


好きだよ。
今はまだ、言えないけれど。
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