幼なじみは年の差7歳


私は今日のことを思い出せるだけ話し、冬馬兄ちゃんは口を挟まず聞いていた。


夕食も食べ終わって、今は二人でコーヒーを飲んでいる。

話し終えた私を見つめ、冬馬兄ちゃんは言う。


「俺も美和に話があるんだ」



いつもと変わらない笑顔。


「なぁに?」

問うと、冬馬兄ちゃんはまた笑う。

「ほんとは断りたかったんだけどさ」




小さく言う。
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