幼なじみは年の差7歳


冬馬兄ちゃんの声に良明くんは固まる。


「……すみません、二人で話したいんで」

低い声。何かを警戒しているような、そんな声だ。


「失礼します」

頭を下げ、ミキさんの元へ戻る良明くん。


そんな良明くんに冬馬兄ちゃんは言った。

「女の子を傷つけるようなことをしちゃダメだよ」




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