幼なじみは年の差7歳


そんなことを考えていた時、突然ケータイが振動する。


その振動に驚き、すぐに電話を取る。

表示されたのは、「麻実ちゃん」の名前。



「も、しもし?」
『あんたねー、だから良明はやめなって言ったんだよ?』


……あれ。

なんで麻実ちゃん、知ってるの?



「お、怒んないでよぉ……」

久しぶりに話した麻実ちゃんは怒っていて、なんだかそれが凄く悲しくて、涙が溢れてきた。


『あーごめんごめん!突然怒って悪かったよー。
話し聞くからさ、泣かないで?』


その言葉も嬉しくて、涙は溢れるばかりだった。



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