幼なじみは年の差7歳


……。


私は、良明くんの誕生日プレゼントを買ってたんだよ……?


一緒に見て貰おうと思って冬馬兄ちゃんに頼んだだけ……。

それだけ。

それだけなのに。



悲しくて、ツラくて、

声が出ない。


「言えよ」

どこか冷たい良明くん。


良明くんの言葉に、私はカバンを開く。


そして、取り出す。



良明くんの誕生日プレゼントとして買ったソレを。
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