幼なじみは年の差7歳
「……美和はこれから先どうするの?」
冬馬兄ちゃんは私を見つめている。
けど私は見つめることが出来なくて、目を逸らしたまま「わからない」と話した。
「どうすればいいかわからない」
本当にわからなかった。
自分のした最低なことに気付いた。
良明くんに謝ったとして、その先どうすればいいのか?
私にはわからない……。
「良明くんのこと、好き?」
……出逢ってからまだ、ひと月も経っていない。
でも私は……――。
「……好きだったよ」
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