消えた町
返事は返って来ない。
その時「鈴羅!」
誰かの声がする・・・
なんだか懐かしい・・・
「こっち来て!」
目の前に立っていたのは
お姉ちゃんだった。
私と零はお母さん(ゾンビ)にばれないように
急いで走った。
お母さん(ゾンビ)は私逹を探している。
私逹はボロボロになったスーパーに飛びこんだ。
「ここならひとまず安心ね。」
「お姉ちゃん・・・お母さん・・・なんで・・・」
「お母さんね、鈴羅が家を出て行ったあの日、
【「鈴羅を探しに行ってくる】って言って・・・」
「なんで・・・なんで止めなかったの?」目から大粒の涙がこぼれた。
「止めたわよ!何回も!でも「お母さんは大丈夫だから」って
お父さんの手を振りほどいて・・・
お母さんが家を飛び出した後、お父さんも家を飛び出したの。
尚人も・・・・」
「お母さんっ・・・」
あたしが事情を話さずに
家を飛び出したから・・・
お母さんが・・・お母さんがああああああぁぁぁっ
「鈴羅を探している途中に・・・お母さんは・・・」
お姉ちゃんはそれ以上何も言ってくれなかった。
お母さん・・・
ごめんなさい。
わがままな娘で。
かってに家を出て。
心配させて・・・
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さんっ
神様。
私は母を・・・
刺さないといけないのですか?
【ああ、そうだ。】
心の奥で声がした
お母さん
ごめんなさい。
私は
今から
あなたを(ゾンビを)
刺します。
その時「鈴羅!」
誰かの声がする・・・
なんだか懐かしい・・・
「こっち来て!」
目の前に立っていたのは
お姉ちゃんだった。
私と零はお母さん(ゾンビ)にばれないように
急いで走った。
お母さん(ゾンビ)は私逹を探している。
私逹はボロボロになったスーパーに飛びこんだ。
「ここならひとまず安心ね。」
「お姉ちゃん・・・お母さん・・・なんで・・・」
「お母さんね、鈴羅が家を出て行ったあの日、
【「鈴羅を探しに行ってくる】って言って・・・」
「なんで・・・なんで止めなかったの?」目から大粒の涙がこぼれた。
「止めたわよ!何回も!でも「お母さんは大丈夫だから」って
お父さんの手を振りほどいて・・・
お母さんが家を飛び出した後、お父さんも家を飛び出したの。
尚人も・・・・」
「お母さんっ・・・」
あたしが事情を話さずに
家を飛び出したから・・・
お母さんが・・・お母さんがああああああぁぁぁっ
「鈴羅を探している途中に・・・お母さんは・・・」
お姉ちゃんはそれ以上何も言ってくれなかった。
お母さん・・・
ごめんなさい。
わがままな娘で。
かってに家を出て。
心配させて・・・
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さん、
お母さんっ
神様。
私は母を・・・
刺さないといけないのですか?
【ああ、そうだ。】
心の奥で声がした
お母さん
ごめんなさい。
私は
今から
あなたを(ゾンビを)
刺します。