お前だけ
「来てくれて、ありがとう...」

ポンポンと頭を撫でる

「腕が痛い...」

赤くなっていた
多分押さえつけられていたから

俺は築根の腕をさすった

「先輩あんなことする人じゃなかったのに
怖かった...」

そう言うとボロボロと泣き出してしまった

俺は思いきり抱きしめた
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